今年の頭あたりから、収入アップを目指して、宅地建物取引士の資格を取ることを決意しました。
少しずつ貯金ができるようになった私ですが、今の収入では頭打ちになってしまっています。
そのため、資格職に就くことで年収を上げてやる!という心づもりで、宅地建物取引士の資格勉強を始めました。
そこから少しずつ勉強を進めていき、ついに権利関係に取り掛かることになりましたが、これが本当に難しい!
知っている言葉のイメージと、法律上の定義が違っており、問題集を解いている時に、書く手が止まってしまう事が多々あります。
今日はそんな難しい法律上の言葉の中でも、個人的に腑に落ちないままの「悪意」について書いていこうと思います。
まず、「悪意」と聞いて私が思い浮かべるものは主に下記の2つです。
- 相手が損をする嘘をつく
- 相手を肉体的、精神的に傷つけようと思って行動する
相手を傷つけよう、騙してやろう、という意思を持っているイメージですね。
それに対して、法律上の「悪意」の定義をざっくりと言うと
「知っていること」
知っていることだ!と言われてもよくわからないですよね。
法律上の「悪意」が何となくわかる例を挙げてみます。
壺を売りたいAと、壺を買いたいBがいるとします。
Aが、(この壺は10万円の値段が付くだろうな)と思い込み、実際には100万円の価値がある壺を10万円で、Bに売ったとしましょう。
この時に買い手となるBが、Aの(壺の価値が10万円である、という)思い込みを知っていた場合、Bには悪意があったとされます。
Aの思い込みをBが知っていたら悪意がある、という風になるのですね。
しかし、自分の中の「相手を害する」イメージと合わないため、今も問題集を解くときに違和感を覚えてしまいます。
もちろん、本当の価値とは違う価格で、買い叩いているので、相手をだましているようなものと言われてしまえばそうかもしれません。
けれど、「悪意」という言葉に、自ら積極的に相手をだまそうとしている、またはだましたイメージを持っているため、ど~~~しても一瞬だけ「ん?」と、引っ掛かりを覚えてしまうのです。
言葉のイメージと、定義が違うと覚えにくいですね……。
まあそれでも、これからも勉強を続けていけば、それも慣れていくのでしょう。
最近勉強した部分を思い出しながら書いているので、もしかしたら細かいところやニュアンスどころか根本的なところすらも間違っているかもしれません。
しかし、同じように勉強を始めたばかりの人の中に、同じような疑問を抱いている人や、いつかこの日記を見るであろう未来の自分のために書き残しておきます。
同じように悩んでいる人は、自分だけじゃないと安心できるでしょう。
私自身は、勉強に行き詰ったときや、無事に試験に合格したあと、基礎的なことでつまづいている過去の自分を見ることで、今の自分にどれほど知識が身についたか改めて実感できると思います。
「こういう所が分からなくて悩んでいたけど、今は理解できるぞ!」
こういう気持ちは、勉強のモチベーションアップにもつながりますからね。
いまの私は、まだ問題集1周目ですから、ほんの少ししか頭に入っていない自覚があります。これからも日々勉強を続けることで、何度も繰り返し問題集を回して知識の定着を図るつもりです。
難しいところも理解できるようになってたらいいな!!!!!
今年の宅建試験に受験するつもりの人たちも、それ以外の資格勉強、資格ではなくても勉強をしているみなさん一緒に頑張っていきましょう!